「台湾でモノづくり」は、個人や製造業以外の会社「非メーカー」による、台湾企業と組んだ、IoTやデジタルガジェットなどの「ものづくり」を応援するためのサイトです。

誰でもメーカーになれるチャンスがある

「ロングテール」「フリー」などの著作で有名なクリス・アンダーソンが次に書いたのが「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」です。この本では「メイカーズムーブメント(別称:Makers、メーカーズ、メイカーズ革命など)」について書かれています。

簡単に説明すると、デジタル技術の発展によって「ものづくり」のやり方が一変し、製造業以外の会社や個人でも「ものづくり」ができるようになる。誰でもメーカーになれるチャンスがあるということなのです。

世界市場で鍛えられている台湾の「ものづくり」

一流メーカーの半導体やPC、スマートフォンなどの電子製品の多くは台湾や中国にある台湾系企業で製造代行されています。一流の製品を作る中で台湾企業の「ものづくり」能力は日々鍛え上げられており、現在は開発の段階から台湾側で手掛けるODM(Original Design Manufacturing)がほとんどになっています。

少量生産や試作が得意な台湾中小企業

台湾は起業意識が高く、一流製品の受託製造を行っている大企業で、技術を磨いたエンジニアが大企業をスピンアウトして(飛び出して)、起業することが多いです。

こういった台湾企業のほとんどは中小企業ですが、専門分野については経験や知識が豊富で、小回りが利き、少量生産や試作などに柔軟に対応できます。

技術に詳しくなくてもOK

先ほども触れたとおり、現在では台湾企業にも十分な設計・開発能力があり、技術にそれほど詳しくなくとも、「面白い物を作ってみたい」「世の中にない物を作ってみたい」というアイデアだけがあれば、製品の企画段階から御相談に乗ることが可能です。

運営会社について

「台湾でモノづくり」は、Pangoo Company Limited(パングー、盤古科技有限公司)によって運営されています。Pangooは、「おもしろいこと、トコトン(玩味執著,堅持樂趣)」をモットーに活動しているITを中心としたエキスパート集団です。

2010年1月に日本人による台湾での起業、会社設立の支援ウェブサイト「台湾で起業(taiwankigyo.pangoo.tw)」を開設し、短期間で人気サイトに育て上げました。

近年は台湾の中小企業を活用した、日本の非メーカーによる製品づくり、特に電子製品・デジタルガジェットの企画・製造が増えており、台湾の中小企業との人脈や色々な経験を蓄積しております。

運営会社代表について

Pangoo代表の吉野は、早稲田大学教育学部卒業後、某大手通信会社に勤務、在職中の2006年に念願の台湾赴任。その後、台湾に残ることを決意して退職、全く畑違いの日系半導体設備メーカーに移り、台湾マーケテイング・営業支援担当として台湾全土を飛び回っておりました。

大学時代から北京に中国語留学したり、Webサイトを作ったりと、文系・理系などの枠に縛られない好奇心を持ち、社会に出てからも、技術・法律・会計・マーケティングなど様々な領域に跨った国内外の仕事に関わっております。

現在は台湾と日本における国際ビジネスに関するコンサルタントとして、中国語と日本語ができ、分野に関わらず面白くかつ現実的なアイデア出しを行う「何でも屋」として、色々な案件で声がかかり、参画させていただいております。

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